姫路の奇跡

田舎育ちの美男子

元水泳コーチ現佐〇急便のハマちゃん

 

喘息もちってこともあって、3歳の頃からスイミングスクールに通い始めたんだよね。そんで小学生高学年の頃に新しいコーチが入ってきたのよ。歳はその頃20歳ぐらいで、苗字がハマダだったから、ハマちゃんって呼んでた。

 

 

スイミングスクールはいつも1時間泳いでて、50分は泳ぎの練習をするんだけど残りの10分は自由時間。だいたい皆仲良いお友達や人気のコーチと遊んだりするんだけど、入りたてのハマちゃんは全然人気がなくって。そして私もお友達がいなくてひとりだったから、遊び相手がいない同士の私とハマちゃんが遊ぶことに。

 

 

 

ふたりでのプールの遊びなんてそんなすることなくて、いつもハマちゃんの大きな背中に乗っかてた。ハマちゃんが泳いでくれたから、私はハマちゃんの首に捕まってふたりでまったりプカプカしてたなぁ~

 

 

そっから何年経って私は選手コースに入って、本格的に水泳してたんだよね。ハマちゃんも選手コース専門のコーチになって。そしてその頃もうハマちゃんはスイミングスクールの中で人気者になっちゃって!!!私その頃超嫉妬してた!!!私が一番最初にハマちゃんと仲良くなったのに!!!!!私のハマちゃんだから!!!!!!

そんな私の嫉妬心に気づいてたのか、ハマちゃんは私に結構かまってくれた( ◠‿◠ ) 練習終わって夜にちゃーーんと親に承諾貰って、ドライブ連れてって貰ったな~~!もう本当のお兄ちゃんみたいで!!!!本当に大好きだった!!!!

 

 

けど、まさかの通っていたスイミングスクールが潰れることに。当時本気で水泳してたから、良いコーチがいるっていうスイミングスクールに入り直したの。ハマちゃんは他のスイミングスクールに入ることなって、小学生だったし携帯持ってなかったから、それからハマちゃんとはぱったり…(:_;)

 

 

 

 

 

 

それから10数年経って、大学卒業して就職。勤務先は家から数分の超地元。1年目の仕事ってやっぱりほとんど雑用。ある日佐〇急便の人が来て、雑用係の私が受け取りに行ったの…

 

 「え、もしかして〇〇〇?(名前呼び捨て)」

 「え…ハマちゃん!?!?!?!??!?!?!?

まさかの再会。久々の再会すぎてドギマギ…お互い仕事中ってこともあって普通に荷物受け取ってバイバイ…それからたまにハマちゃんに荷物届けに来た時に手振り合うぐらいで他に接点はなかった。

 

 

 

 

しかしある日。知らない番号から電話がかかってきて、とりあえず出てみた。

 「あ、〇〇〇?ハマダだよ。」

 「え?ん?え!?なんで」(なぜ私の携帯番号知ってるの!?)

 「ほら俺、佐〇急便で配達してるじゃん、〇〇〇宛の荷物あってそうかなぁ~と思って。おらんかったけん電話した。お父さんに荷物渡しておくよ?」

 「あぁなるほどね。お父さんに渡しとって~!」(個人情報の乱用じゃんwwww)

 「分かった~じゃぁまたね。」

という感じでサラッと電話は終了。ひたすら懐古。懐古。あぁ、ハマちゃん好きだったなぁと思いながら電話番号登録(ちゃっかり)

 

 

 

 ピロン♪(あ、LINEきた)     

 

 

 

 

 「〇〇〇、幾つになった??」

 

(ギャァーーーーーー!!!!!!なにこれ!ハマちゃんLINEしてくるのかよ!!!!どうゆうつもりで連絡してきたの!!!!!どうゆうスタンスで接したらいいん!!!!!分かんねぇよ!!!!!!!!!!)

 

 「25歳なった(笑)」

 

 「さて俺はいくつでしょ~~(笑)」(出たこのパターン。しかし楽しい好き)

 

 「やばい、全然覚えてない(笑)30後半とか??」

 

 「そんな歳とっとらん(-_-;)(笑)34で、〇〇〇と9しか変わらん!!!」(全然変わる)

 

もうハマちゃんは30代かぁ…やっぱり気になるのが……ハマちゃん結婚したかな???話の途中に急にぶっこんだ

 

 

 

 「ハマちゃん結婚した?(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「結婚?したよ~!!しかもスイミングスクールに来てたお母さんと!!相手は再婚で俺は初婚だな( ◠‿◠ ) 歳の差16歳離れてる(笑)」

 

 

ヒェーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!まてまて!いろいろツッコみたい!!!!!!!!!!嘘だろ!!!結婚してるんかよ!!!ちょっとショック!!!!!私のハマちゃん(:_;)しかも年上好きだったのかよぉ…くそぉ…てかなんで結婚してるのにわざわざLINEしてきたのか…もしかして……不倫をお考えか!?ちょ、それはちょっと困るぅ~( ◠‿◠ )エヘヘ

 

 

 

 ピロン♪(あ、LINEきた)

 

 

 

 

 「やっと、仕事終わったけん続きは、また明日(^O^)」

 

 

 

 

 

 アッ… (察した)

 

 そ、そうですよね…家庭持ってますもんね…お家じゃLINE出来ませんよね…バッサリ切られすぎて抱き捨てられた気分。しかも、また明日とか言いながら数日経った今なおLINE来ていない。一応次の日LINE来たら何話そうか考えてた…せこいよハマちゃん…ぐぅぅぅぅ…

 

 

 

 

と嘆いてた。そしたらちょうど先日のbayじゃないかで濵ちゃん1年に1回しか恋人と会えないなら、浮気しちゃうって言ってた。浮気せぇへんわけないって。素直に私は濵ちゃんなら浮気相手にされて 抱き捨てられたい欲しかない。全然ウェルカム!!!無感情&無表情で抱いてくれ!!!と欲情丸出しでお友達に話してると一言。

 

 

 

 

「あれは普段からやっとるで」

 

 

 

 

えっ…辛(^ω^)よくよく考えると無理だ。えぐい。その夜悲しんだ(重)

 

 

 

 

 

でももし浮気相手にされてて我慢ならず「彼女と別れてよ…」って詰めても濵田は「今の彼女と別れても、お前と付き合おうとは思わへんよ???」とか言いながら平気で私を抱く崇裕も良いし、他にも遊んでる女の子いる崇裕に「お前が1番やで??」とか言って私を抱く崇裕も良いなぁ…と思うからもう浮気相手でいいんです!!!!!(結局)

 

とりあえず!!濵ちゃん抱いてくれんかなぁ…と思う今日この頃です。

 

 

 

 

※このお話は実話であり登場するハマちゃんは本当に苗字がハマダであるが、本当のあの濵田ではありません。ハマちゃんと濵ちゃんを勝手に重ね合わせただけです。